別れの儀式
お葬式。この儀式ほど心が取り乱れるものはないと思われますが、本当のところは訳わからない時間ですね。
病院、自宅で身内が息を引き取った時から儀式の始まり。
悲しむ遺族に病院では、看護師がどの葬儀社かお決まりですか?と聞いてくる。決まっていれば自分で葬儀社に連絡を入れてお迎えに来てもらう。その間他の看護師が死に化粧なるものを施し、顔をなるべく安らかに見えるように整えてくれる。そうこうする内に葬儀社の到着。車に乗せ、病院関係者に見送られながら専用出口より出発する。葬儀社に到着すれば金銭的な話が始まり、悲しみとかどっかに置いてきた間隔に陥ってしまう。お葬式・葬儀とは、亡くなったものへの別れの儀式でもあるけど、生きているもののための儀式でもあるように思えます。亡くなったものにこんだけがんばったよ。この葬儀見てほしかったよ。とか心でつぶやいて。そしてわけわらない時間を過ごすのです。でもとても大切な時間だったとずーっと後でわかります。その時はわからないけど。